名誉博士

歴代名誉博士称号授与者 

本学では、『日本体育大学名誉博士称号授与規程』(平成20年10月に制定)に基づき、日本体育大学名誉博士(以下「名誉博士」という。)の学位を贈呈しています。

(1) 学術文化に寄与した功績が特に顕著であり、本学において顕彰することが適当と認められる者
(2) 国際交流を通じ、本学又は外国の教育研究に寄与した功績が顕著であると認められる者
(3) 広く国際交流又は国際平和に貢献し、その功績が顕著であると認められる者


名誉博士号
名誉博士第1号 平成14年2月21日 授与
サンジベグジーン・トゥムルオチル
[モンゴル国国家大会議 議長]
トゥムルオチル氏は、モンゴル国と我が国のスポーツをはじめとする国際交流を促進することに貢献したことによる。

名誉博士号
名誉博士第2号 平成15年2月22日 授与
趙 永植
[慶熙大学 学園長]
趙氏は、本学の前身である日本体育専門学校で学び、その後、韓国に総合大学である慶熙大学を創設するとともに、平和研究をとおして国連と連携した活動を行ったことによる。

名誉博士号
名誉博士第3号 平成17年11月22日 授与
坂口 美代子
[財団法人坂口国際育英奨学財団 理事長]
坂口氏は、本学の前身である日本体育専門学校で学び、その後、教育・研究界において多数の役員を歴任するとともに、財団法人坂口国際育英奨学財団を設立し、アジア諸国やその他の国から我が国の大学へ留学する者を支援したことによる。

名誉博士号
名誉博士第4号 平成20年10月23日 授与
シェイク・アハマド・アル・ファハド・アル・アハマド・アル・サバーハ
[クウェート国皇太子/アジア・オリンピック評議会会長]
アジアのみならず、国際的な立場から学術・文化・教育・スポーツの発展に寄与され、かつ我が国と、クウェート国、アジア・オリンピック評議会との間の交流を促進した顕著な功績による。

名誉博士号
名誉博士第5号 平成23年6月23日 授与
猪谷 千春
[国際オリンピック委員会(IOC)元副会長]
長年にわたる国際オリンピック委員会の委員・理事及び副会長として、内外のオリンピック・ムーブメント推進に尽力し、スポーツを通じた国際社会の平和の実現に向けた顕著な功績による。

森 喜朗
名誉博士第6号 平成23年12月5日 授与
森 喜朗
[第85-86代 内閣総理大臣/衆議院議員/日本体育協会名誉会長]
森氏は、1998年5月の「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」、2005年6月の「食育基本法」、2011年6月の「スポーツ基本法」等の制定を実現させるとともに、日本体育協会・日本プロスポーツ協会・日本ラグビーフットボール協会等の会長として日本のスポーツの普及・発展に尽力し、さらに2011年7月に日本体育協会及びJOC創立100周年記念事業を実行委員長として成功に導き、「スポーツ宣言日本」を内外に発信してスポーツによる平和な国際社会の実現をアピールされた功績による。

ハミド・カルザイ
名誉博士第7号 平成24年7月9日 授与
ハミド・カルザイ
[アフガニスタン・イスラム共和国大統領]
カルザイ氏は、五輪など国際大会に選手を派遣し、戦乱によって混乱し、不安定な国内情勢にあって疲弊した国民に希望を与え、スポーツの推進を通じて国際社会の友好と親善を図り、平和な国際社会の樹立をめざした功績による。

名誉博士号
名誉博士第8号 平成25年4月8日 授与
ブルーノ・グランディ
[第7代国際体操連盟(FIG)会長]
グランディ氏は、国際体操連盟(FIG)会長として、長きにわたり体操の普及に尽力し、オリンピック・ムーブメントを推進し平和な国際社会の実現を図った功績による。

岡本 昭
名誉博士第9号 平成26年3月7日 授与
岡本 昭
[財団法人日本相撲協会横綱審議委員会委員]
岡本氏は、相撲をはじめとする日本の伝統武道の奨励・促進や、日朝スポーツ交流を通じたオリンピック・ムーブメントの推進により平和な国際社会の実現を図った功績による。

名誉博士号
名誉博士第10号 平成26年3月7日 授与
金 正幸
[韓国オリンピック委員会 会長]
柔道をはじめとするスポーツを通じて韓日スポーツ交流の発展に尽力するとともにオリンピック・ムーブメントを推進して平和な国際社会の実現を図った功績による。

トーマス・バッハ
名誉博士第11号 平成28年10月21日 授与
トーマス・バッハ
[第9代国際オリンピック委員会(IOC)会長]
国際オリンピック委員会の会長としてオリンピック・ムーブメントの推進に尽力し、スポーツを通じた国際社会の平和の実現に向けた顕著な功績による。

名誉博士号
名誉博士第12号 平成29年3月10日 授与
池田 敬子
[日本体育大学 名誉教授]
体操選手として国内外の競技大会で顕著な成績をおさめ、女性アスリートの先駆けとして活躍するとともに、長年にわたりジュニア世代の育成にたずさわり我が国の体操の発展に顕著な功績による。

名誉博士号
名誉博士第13号 平成29年3月10日 授与
松浪 健四郎
[学校法人日本体育大学 理事長]
日本を代表するトップアスリートとして優れた成績をおさめ指導者として多数のオリンピアンを育成するとともに体育スポーツに関する教育と研究を通して我が国のスポーツ振興に尽力し、スポーツを基軸にした国際交流に顕著な功績による。

名誉博士号
名誉博士第14号 平成30年4月3日 授与
二階 俊博
[元国務大臣/衆議院議員]
観光庁及びスポーツ庁創設に主導的な役割を果たし、また、本学と全国50を超える自治体とのスポーツ交流への支援をとおして、地域活性化を図るとともに、二十数ヶ国の発展途上国の友好議員連盟の会長の重責を担うなど平和社会の実現に向けて顕著な功績があったことによる。

川淵 三郎
名誉博士第15号 令和元年12月19日 授与
川淵 三郎
[日本サッカー協会相談役]
サッカー選手として優れた成績をおさめ、Jリーグ及びBリーグの創設・発展に主導的な役割をはたされた。さらに、スポーツ界のリーダーとして競技力向上のみならず、広く社会に貢献され我が国のスポーツの発展に顕著な功績があったことによる。


水野正人
名誉博士第16号 令和3年12月15日 授与
水野 正人
[ミズノ株式会社相談役会長]
日本オリンピック委員会に携わられ、平成13年にはオリンピックオーダー銀章を受章した。永くオリンピック招致にも携わり、東京2020オリンピック・パラリンピック招致では、最終プレゼンにも登壇し、その招致に多大な貢献を果した。我が国のスポーツの振興、スポーツにかかわる学術・文化の深化、発展に顕著な功績があったことによる。


名誉博士号
名誉博士第17号 令和5年7月18日 授与
シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ
[カタール国首長]
国際オリンピック委員会の委員として活躍し、多数の国際大会、特に中東・アラブ地域として初めての開催となった2022年第22回FIFAワールドカップ大会を組織委員会の長として成功に導いた。また、ドーハに日本人学校を設立する等、カタール国と我が国の関係をより強固なものへと発展させた。スポーツの振興、スポーツの学術・文化の発展への寄与、二国間の交流の進展に顕著な功績があったことによる。