体育スポーツの専門性を備えた医療の担い手となり、
柔道整復師・救急救命士として身体活動を通じた心身の健康づくりに貢献する
目指す人物像
保健医療学部が共通して養成したい人材は、幅広い教養と体育スポーツ科学ならびに
医学の知識と技能を備え、体育スポーツ分野を中心とした保健医療学的諸問題に高い
倫理観と科学的思考をもって対処できる国際的な医療人です。保健医療学部共通科目
での学びを通じて体育・スポーツ科学、基礎医学、語学、教養を修得する過程で各学
科の専門性に応じた高度な医学的知識・技能修得の基礎を築きます。
習得すべきスキル
学部共通の学び
体育スポーツの専門家として
体育・スポーツ科学の知識と実践
保健医療分野の担い手として
保健医療学分野の諸問題に対応できる基礎医学の知識と技能
これからの時代を担う
社会人・国際人として必要な教養および素養
学部長メッセージ
日体大保健医療学部ではスポーツ、医療、サイエンスを通して唯一無二の学びができます
スポーツ
本学の競技スポーツ界での華々しい栄光はご存じのとおりですが、それを支えたのは本学学生教職員による医科学サポートです。本学部では指導者養成に実績のある体育・スポーツの学び※はさることながら、アスレティックデパートメントとの連携により他大学には真似のできない世界トップレベルのスポーツ環境および医科学サポートの現場が体験できます。
医療
本学部は設立10周年を迎え、650名を超える柔道整復師、救急救命士を養成しました。トップレベルのスポーツ系大学でありながら国家資格受験に耐えうる医学教育を実施しているのは本学のみです。
サイエンス
本学部担当教員のほとんどは大学院保健医療学研究科を兼担しています。従ってその教育は単なる資格取得にとどまることなく、大学でしか得られない科学に立脚した学修から構成されています。
以上の特徴から日本体育大学保健医療学部では「スポーツ×医療×サイエンス」を通じて他大学の追随を許さない唯一無二の学びが得られます。
保健医療学部長 中里 浩一
保健医療学部が定める3つの方針
整復医療学科
保健医療学部整復医療学科では本学の「教育目標」に基づき、整復医療学、医学・伝統医学、体育・スポーツ科学に関する専門教育並びに教養科目等に関する共通教育を通じて、以下の資質・能力を獲得した学生に「学士(整復医療学)」を授与する。
■ 幅広い教養と専門分野の知識・技能
❶幅広い教養と整復医療学及び体育・スポーツ科学に関する基礎的な知識・技能を身に付けている。
❷整復医療学の知識を活かし体育・スポーツを含めた幅広い現場の保健医療学的諸問題に対する応用力を身に付けている。
■ 汎用的能力
❶国際的視野と地域的視点を持ち、新たな課題を発見し解決までの道筋を考え解決に導くことができる。(課題発見力、問題解決力)
❷ICT等を用いて、適切な情報を選択・統合し論理的な判断ができる。(情報リテラシー、論理的思考力)
❸他者を十分に理解し思いやりのあるコミュニケーションをはかることができる。(コミュニケーションスキル)
■ 態度
❶社会や組織の一員として他者と連携・協働し、専門性を活かした活動を主体的に行うことができる。(チームワーク、リーダーシップ)
❷共生社会の実現に向けて、様々な立場の人を尊重し、思いやりのある態度を取ろうとしている。
(共生、共感的態度)
❸社会における規範やルールを尊重するとともに、医療人としての倫理観と使命感を備えている。(規範意識、社会的責任、倫理観、使命感)
❹省察を深め、確たる自信や前向きな態度をもって自律して探究心を持ち続けようとしている。
(自己理解、自律、探究心)
救急医療学科
保健医療学部救急医療学科では本学の「教育目標」に基づき、救急医療・蘇生医療・災害医療、体育・スポーツ科学に関する専門教育並びに教養科目等に関する共通教育を通じて、以下の資質・能力を獲得した学生に「学士(救急医療学)」を授与する。
■ 幅広い教養と専門分野の知識・技能
❶幅広い教養と救急・災害医療学及び体育・スポーツ科学に関する基礎的な知識・技能を身に付けている。
❷救急医療学の知識を活かし体育・スポーツを含めた幅広い現場の保健医療学的諸問題に対する応用力を身に付けている。
■ 汎用的能力
❶国際的視野と地域的視点を持ち、新たな課題を発見し解決までの道筋を考え解決に導くことができる。(課題発見力、問題解決力)
❷ICT等を用いて、適切な情報を選択・統合し論理的な判断ができる。(情報リテラシー、論理的思考力)
❸他者を十分に理解し思いやりのあるコミュニケーションをはかることができる。(コミュニケーションスキル)
■ 態度
❶社会や組織の一員として他者と連携・協働し、専門性を活かした活動を主体的に行うことができる。(チームワーク、リーダーシップ)
❷共生社会の実現に向けて、様々な立場の人を尊重し、利他の精神をもって思いやりのある態度を取ろうとしている。(共生、利他性、共感的態度)
❸社会における規範やルールを尊重するとともに、医療人としての倫理観と使命感を備えている。(規範意識、社会的責任、倫理観、使命感)
❹省察を深め、確たる自信や前向きな態度をもって自律して探究心を持ち続けようとしている。
(自己理解、自律、探究心)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
整復医療学科
保健医療学部整復医療学科のディプロマ・ポリシーを踏まえ、カリキュラム・ポリシーを次のように定める。
■ 教育課程の編成
1.学部共通教育課程
❶共⽣、共感的態度で、⾃⼰効⼒感を持って前向きに学ぶ意欲を⾝に付けるとともに、体育・スポーツ場⾯を中⼼としたチームワークやリーダーシップ、規範意識を養うために、「⽇体⼤アイデンティティ科⽬」を設ける。
❷保健医療学・医学分野における基礎的な知識と技能及び体育・スポーツ現場における実践的課題解決能⼒を⾝に付けるために「保健医療学系科⽬」を設ける。
❸体育・スポーツ科学の基礎的な知識と技能を身に付けるとともに、この分野に関わる保健医療学的課題発⾒・解決能⼒を育成するために「体育・スポーツ科学系科⽬」を設ける。
❹幅広い教養を⾝に付け、コミュニケーション能⼒や倫理観を高めるために「教養科⽬」、「グローバルコミュニケーション科⽬」、「社会貢献科⽬」、「教職科目」、「航空関連科目」、「モータースポーツ関連科目」等を設ける。
2.学科専門教育課程
専門分野の知識・技能を体系的に身に付け、幅広い現場の保健医療学的諸問題に対する応用力を高めるための科目を以下のとおり設ける。
❶1年次と2年次を中心に、人体の構造や機能を学ぶ科目や柔道整復学の基礎を学修する科目を設ける。
❷2年次から4年次にかけて、病理学や整形外科学等の現代医学に関する科目と発展的な柔道整復学やアスリートの外傷予防や治療、リハビリテーションについて学修する科目を設ける。
❸ライフステージや健康状態、スポーツ活動等の特徴に応じた柔道整復の実践を身に付けるため、1年次から4年次にかけて学修段階に応じた臨床実習科目を設ける。
❹学部共通教育及び学科専門教育で学修する知識・技術を統合し、主体的な学びを実践するため整復医療総合演習や卒業研究等の科目を設ける。
■ 教育方法
❶講義・演習:知識の定着と技術の正確性を高めるため、反復して学修することを重視する。また、アクティブラーニングを適宜行い、意見や解釈の多様性を理解する。
❷実習:参加型実習を重視する。倫理観、協調性、自己の役割と責任を認識し、主体的に行動できるよう促す。また、プレゼンテーションの場を適宜設定し、知識の整理と伝える力を養成する。
❸臨床実習:多様な患者ニーズに応えるための総合的な実習をスポーツ現場や接骨院でおこなう。
■ 学修の評価
❶各科目の到達目標と評価方法はシラバスに明示する。
❷学修の評価は授業形態や到達目標に応じて筆記試験、レポート、学修態度、成果発表、実技試験等によりおこなう。
救急医療学科
保健医療学部救急医療学科のディプロマ・ポリシーを踏まえ、カリキュラム・ポリシーを次のように定める。
■ 教育課程の編成
1.学部共通教育課程
❶共⽣、共感的態度で、⾃⼰効⼒感を持って前向きに学ぶ意欲を⾝に付けるとともに、体育・スポーツ場⾯を中⼼としたチームワークやリーダーシップ、規範意識を養うために、「⽇体⼤アイデンティティ科⽬」を設ける。
❷保健医療学・医学分野における基礎的な知識と技能及び体育・スポーツ現場における実践的課題解決能⼒を⾝に付けるために「保健医療学系科⽬」を設ける。
❸体育・スポーツ科学の基礎的な知識と技能を身に付けるとともに、この分野に関わる保健医療学的課題発⾒・解決能⼒を育成するために「体育・スポーツ科学系科⽬」を設ける。
❹幅広い教養を⾝に付け、コミュニケーション能⼒や倫理観を高めるために「教養科⽬」、「グローバルコミュニケーション科⽬」、「社会貢献科⽬」、「教職科目」、「航空関連科目」、「モータースポーツ関連科目」等を設ける。
2.学科専門教育課程
教育課程全体を通じて崇高な精神と高い倫理観を養い、専門分野の知識・技能を体系的に身に付けるとともに、幅広い現場の保健医療学的諸問題に対する応用力を高めるための科目を以下のとおり設ける。
❶1年次に医療の基礎的な分野の知識を学び、実習では救護対応で必須の観察・判断・処置を学ぶ科目を設ける。また、医の倫理を学ぶために、解剖学に関する科目を設ける。
❷2年次からより専門的な分野の知識を学び、実習では救急救命処置に必須の知識と技術を学ぶ科目を設ける。
❸2・3年次には実際の現場においてより実践的に学ぶための病院内実習、救急車同乗実習等を設ける。また、災害医療の実践力を育成するために災害現場を想定した実習科目を設ける。
❹3・4年次には学部共通教育及び学科専門教育で学修する知識・技術を統合し、主体的な学びを実践するため救急医療総合演習や卒業研究等の科目を設ける。
❺国際的な視野を身に付けるために、国際的な救急システムに関する科目を設ける。
■ 教育方法
1.講義、演習、実技、実習を配置し、学修の充実を図る。特に演習、実習を充実させることで実践力を醸成する。
❶講義:インプットとアウトプット(レポート課題など)を両立させながら、知識の定着や論理的思考を養う。
❷演習・実習:医学的根拠を含めた知識の定着と技術の正確性を向上させるため、反復して修得することを重視する。
❸学生の習熟度に合わせたリメディアル教育を実践する。
2.科目特性に応じて双方向型授業、グループワーク、集団討論、反転授業、PBL型授業等を1年次から展開し、動機付け・目的意識の向上を促す。
■ 学修の評価
❶各科目の到達目標と評価方法はシラバスに明示する。
❷学修の評価は授業形態や到達目標に応じて筆記試験、レポート、学修態度、成果発表、実技試験等で評価する。
❸救急救命士国家試験における厚生労働大臣の指定する科目については、国家試験水準での点数評価を重視する。
❹学修到達度の確認には各科⽬での成績評価に加え、全ての科⽬においてルーブリックによる評価基準の可視化を実施する。さらに科⽬特性や必要に応じてポートフォリオによる学修者の省察を実施する。
❺専門知識と医療技術に関する実践能力は、OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)で評価する。
整復医療学科
保健医療学部整復医療学科のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに基づき、アドミッション・ポリシーを以下に明⽰する。
■ 求める学生像
❶整復医療学への強い関⼼を持ち、これらの知識・技術をとおして社会に貢献する意欲がある人
❷整復医療学、体育・スポーツ科学を学修する上で幅広い教養を担保するものとして、高等学校までに身に付けるべき各教科に関する基礎的学力を有する人
❸自分の考えを論理的にまとめ、表現するためのコミュニケーション力を有する人
❹多様な人々と協調・協働し、主体的な学びや問題解決への取り組みに意欲がある人
■ 入学者選抜の種類
入学者選抜にあたっては、上掲の高等学校などにおいて修得すべき知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性、協調性などを備えているか否かを評価するため、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」「特別選抜」など多様な選抜区分を設ける。救急医療学科
保健医療学部救急医療学科のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに基づき、アドミッション・ポリシーを以下に明⽰する。
■ 求める学生像
❶救急・災害医療学への関⼼を持ち、それらの職への強い使命感や志のある⼈
❷救急・災害医療学、体育・スポーツ科学を学修する上で幅広い教養を担保するものとして、⾼等学校までに⾝に付けるべき各教科に関する基礎的学⼒を有する⼈
❸授業、⼤学⾏事、課外活動、ボランティア活動などにおいて、他者と協調・協働し、課題解決に向けた活動をチームで実践できる⼈
❹国家資格である救急救命士を理解し、倫理観や責任感を有する人
■ 入学者選抜の種類
入学者選抜にあたっては、上掲の高等学校などにおいて修得すべき知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性、協調性などを備えているか否かを評価するため、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」「特別選抜」など多様な選抜区分を設ける。
保健医療学部の特長
整復医療学科
骨折や脱臼、捻挫や肉ばなれなど日常生活やスポーツで発生する怪我を治療するスペシャリストを育成
怪我の応急手当からリハビリテーションまでを専門とする柔道整復師(医療国家資格)の取得、さらに競技復帰や再発防止をもサポートできるトレーナーとなるための知識と技術の修得を目標とします。日本体育大学の特徴を生かし最先端のトレーニング科学やスポーツ科学も学びます。こうした柔道整復学とスポーツ関連科学を学ぶことにより、「スポーツやトレーニングを熟知した柔道整復師」や「怪我の治療ができるトレーナー」の養成を目指します。
臨床実習
日体大のアスリートを中心とした多くの患者さんが来院する横浜・健志台キャンパス内に設置された「日本体育大学スポーツキュアセンター」で臨床実習を行います。また、スポーツ現場での臨床実習も実施します。
野外活動実習
1年生の7月に高原で野外活動実習を行います。実習では酸素の薄い高地でジョギングなどの運動を行って高所トレーニングを体験するとともに、運動中の動脈酸素飽和度などの生理的指標を測定・分析することでトレーニングの理論を学びます。
海外整復医療総合実習
柔道整復の技術を活かし、世界で活躍することを目指すためには欠かせない実習です。アメリカ現地で、各種プロ競技やトレーニング施設で活躍するメディカルスタッフやスポーツ指導者等から最新のトレーナー事情や実技を学び、プロ競技の試合観戦とその舞台裏も見学します。
資格取得について
整復医療学科では以下の資格等が取得可能です。
- 柔道整復師(国家試験受験資格)
- 日本スポーツ協会共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ受講・試験免除
- 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(受験資格※)
- 日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者(受験資格)
- 社会福祉主事(任用)
- NSCA公認CSCSおよびCPT(受験資格)
注NSCA(National Strength and Conditioning Association)はアメリカに本部を置く団体であり、
CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)と
NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)は1993年設置以来米国はもとより全世界で認知されているトレーニング指導者資格です。 - 中学校教諭一種免許状(保健体育)
- 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
※1年次に32単位以上を修得した当該資格取得希望のうち、成績(GPA)により受講者数の制限を行います。
(GPAとはGrade Point Averageの略で、成績評価制度のことです)
救急医療学科
将来、プレホスピタルケアにおいて、指導的立場の救急救命士になって活躍する。
専門教育を生かす充実した教養科目と高名な指導者からの真の専門教育の実践。
“充実した教育力”を誇る救急医療学科。
救急医療学科では、長年日本の救急医療を牽引している指導医、専門医、指導救命士から直接教育指導が受けられます。崇高な精神を学ぶ人体解剖学実習の実施、実際の救急現場活動を体感できる少人数によるシミュレーション実習、日本全国での救急車同乗実習や多施設における救急指定·臨床指定病院、救命救急センターで充実した実習を実施します。他を凌駕する“人間力を育成” する多彩なイベントを豊富に用意しています。
救急医療学科の3本柱
1.救急医療
【実践的なシミュレーション実習】
豊富な臨床経験と教育にたける救急医療の専門家から、すべて感染症対策を学んで行われる実際の救急現場を完全想定したシミュレーション実習。
【世界初! 先進的ハイブリッド実習】
世界で最初に現実の救急現場をVR(Virtual Reality)教材で作成。非対面講義でも実習の質を維持している。先進的な実習を展開。
2.蘇生医療
【世界最高の救急医療を学べる貴重な実習】
米国シアトル市で救急現場の第一線で活躍するワシントン大学HARBORVIEW MEDICAL CENTERMedicOneのParamedicを毎年招いて、最先端の蘇生医療の知識と技術指導が受けられます。
【Challenge! 救命蘇生研究会】
毎年消防と医療機関、保護者、卒業生を招いて日体onefamilyになり救急医、救急救命士、学生からの学術·研究発表を実施。自ら体験したイベント内容を1年生から発表しています。知識の修得だけでなく、コミュニケーション能力の向上につながっています。
3.災害医療
【災害医学の専門家による講義】
「災害医学」の講義では、国内外で活躍してきた著名な専門家からの講義を受けることができます。
【資格取得! 防災減災対策演習】
日本防災士機構の定めるカリキュラムに則り、「自助」「共助」「協働」を原則とした、防災士の資格取得を目指します。防災士資格取得者:2019年度34名 2020年度40名。
それぞれ世界の情勢をふまえて指導できる救急救命士の育成
一人でも多くの「失われずにすむ命」を救い、「その家族の生活」を守りたい。
人命救助によって得られた決して絶えることのない“誇らしい満足感” が待っている。
救急医療学科 学科長 小川理郎 教授
授業Pick up
医学・医療に関連する英語力を養う
医療現場で使用される英語の意味や定義、その背景にある医学情報や医学・医療知識の基礎について、英語テキストの読解を通して学修します。一見難しそうな医療英単語ですが、そのほとんどは複数の語が結合してできており、語源がわかれば大きなヒントになります。
医学の理解に必要とされる生物学の基礎を学修
健康とは何か、医療の本質、医学・医療は誰のものか、医の倫理、生命倫理、患者の人権、死生観、医療従事者に求められるもの、日本の医療システム、ヘルスプロモーション、医療事故と医療裁判、医療と科学技術等、医療に関わる様々な現代的課題から医療の本質を学びます。
次世代医療において細胞生物学の理解は必須
細胞を基盤とした再生医療が次世代医療の中核とされている現代、細胞生物学の理解は医療従事者には必須です。本学修ではまず細胞と遺伝情報の関わりなどを概観、次に細胞分裂など多細胞系の理解を、最終的には細胞を基礎とした個体の生理学的理解の学修を目指します。
資格取得について
整復医療学科では以下の資格等が取得可能です。
- 救急救命士(国家試験受験資格)
- 防災士(受験資格)
- 社会福祉主事(任用)
- 第一種衛生管理者
- 中学校教諭一種免許状(保健体育)
- 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
- 養護教諭一種免許状