学友会クラブ・サークル活動
  1. 大学院

体育科学研究科 コーチング学専攻

専攻の目的

新しいコーチング学の開発を担うことができる人材の育成

コーチング学専攻は、コーチング学に関する高度の学術研究により、その深奥をきわめ、学術の応用に貢献して体育及びスポーツ指導に関する研究を推進するとともに、最新のコーチング実践の検証を行うことのできる高度な研究能力と新しいコーチング学の開発を担うことできる人材の育成を目標とし、コーチング学の進展と人類の友好・親善に貢献することを目的とする。

研究科の設置および必要性

(1)コーチング学専攻を設置する理由

平成25(2013)年4月に文部科学副大臣の下に設置された「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議報告書」並びに、これまでの本学が蓄積してきた研究に基づき、体育・スポーツのコーチングの教育基盤を確立するために

  1. 新しい時代にふさわしいコーチングの理論と方法を直接学生に教授し、その学生たちを指導の現場に輩出すること。
  2. 現在すでにコーチングにあたっている指導者に対して、コーチデベロッパーとして新しい時代のコーチングを指導し、その重要性を伝えることのできる人材の育成。
  3. 我が国だけではなく国際的な視野に立って、現状のコーチング学の在り方を検証し、世代や地域に有効なコーチングの研究を進めていく人材の育成。

上記概ね3つの側面からの対応が必要であり、これに加えて本学がこれまで取り組んできた諸所の問題を飛躍的に解決するための研究拠点としての役割を担うことを目指しています。

「スポーツ・フォー・トゥモロー」のレガシーを後世に伝える

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた国際貢献策としての「スポーツ・フォー・トゥモロー」プログラムの中で構築しつつあるコーチ育成メソッドを、2020年東京オリンピック・パラリンピックで終わらせるのではなく、このレガシーを恒常的に提供できる組織が必要だと考えています。

スポーツ・アカデミー形成支援事業に本学も、その委託先大学として、「国際スポーツ人材育成拠点の構築」に関わり、「NSSU Coach Developer Academy(コーチ育成者養成アカデミー)」運営を行っています。

「反体罰・反暴力宣言」を推進する方法の提供

本学が打ち出している「反体罰・反暴力宣言」にもつながるものであると同時に、日進月歩で変化するスポーツの世界に対応するような指導の研究を進めることも、設置する目的の一つとっています。

新しい時代にふさわしいコーチング学の確立およびコーチの育成

本専攻を設置することでグッドコーチを育成ための「モデル・コア・カリキュラム」の実践と指導することができる人材の育成をおこなうことができ、スポーツ科学の諸領域の知見を効果的に活用し、研究開発することができる能力を身に着けた人材の育成ことにつながります。

コーチング学の研究領域を希望する受験生の増加と受け入れの限界

専攻として立ち上げることは、コーチングに興味を持つ志願者の要望に応えることになると同時に、本学の伝統的な一つの柱である体育・スポーツの指導者育成にも大いに貢献するものと判断しています。

(2)コーチング学専攻の構想

コーチング学専攻では、これまで体育科学専攻の体育実践学コースに位置付けていたコーチング学系を発展的に昇格させて専攻とし、コーチング学を中核に据えた研究ならびに実践が可能な人材の育成を目指すことを構想しています。そして、これは体育の教育現場だけが対象となるわけではなく、スポーツの指導に携わる全ての人々が対象としています。また、新しい時代のコーチングについては、日進月歩で進化していることから、その検証も含めたコーチング研究が必要になってくきます。そのため、博士前期課程ではコーチデベロッパーの育成を視野に入れたコーチング学教育をすすめ、また博士後期課程においては新しいコーチング学の研究者を養成できる専攻をしています。

(3)育成する能力

博士前期課程

博士前期課程(修士)では、コーチとしての指導ができると共に、コーチデベロッパーとしての資質と能力を備えた人材の育成を図る。また、コーチング学を発展させていくために基礎となる体育・スポーツ科学の諸領域における知識の習得と研究能力の養成を行う。

  1. トップアスリートのコーチングができる人材の育成
  2. 中学校、高等学校の運動部の指導のできる人材の育成
  3. スポーツクラブ等で指導のできる人材の育成
  4. JICAなどの国際援助協力において、海外でスポーツ指導のできる人材の育成
  5. スポーツ指導者たちを対象にしてコーチ養成カリキュラム等を指導できる人材の育成

博士後期課程

博士後期課程においては、博士前期課程で培ってきたコーチデベロッパーとしての基礎的能力(ファシリテーション、アセスメント、プログラムデザイン、メンタリング、自己開発等)をさらに向上させるとともに、博士論文の作成を通してコーチング学の研究を発展させ、新しいコーチング法などを開発し実践できる人材の育成を図る。そのために博士後期課程のカリキュラムにおいては、コーチングに関する研究を進めていくために基礎となる研究領域を配置し、コーチングをより高度に研究するための専門的かつ高度な研究法を習得させるための科目が配置されている。

  1. 大学等の研究機関においてコーチング学の教育研究に携わる人材の育成
  2. 国内外において、高度なスポーツ指導ならびにコーチ育成(コーチデベロッパー)ができる人材の育成

(4)基礎となる学部との関係

体育学部において主に「体育学科」がコーチングの知識は必須となっていることから、将来的にスポーツの指導者を目指す学生にとっては魅力的な進学先の一つとなる。スポーツ文化学部では、海外においてスポーツを通した国際協力を目指す学科もあり、体育・スポーツの普及・振興を図り、大学の国際協力分野における人材育成、コーチング学専攻と非常に関係性の深いものとなる。
博士後期課程については、コーチング学専攻の博士前期課程に在籍する学生や体育科学専攻に在籍する学生、また、他大学の大学院で学んだ学生の一部がその基礎となる。

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カリキュラム 博士前期課程(修士)

共通科目
  • 体育科学論ⅠA・B
  • 体育科学論ⅡA・B
  • 体育科学論演習Ⅰ・Ⅱ
基礎科目
  • コーチング学特論
  • コーチング研究法
  • コーチング学演習Ⅰ
専修科目
  • スポーツ哲学特論
  • スポーツの危機管理(アンチドーピングを含む)
  • コーチングのエスノグラフィー
  • コーチングのバイオメカニクス
  • コーチングの生理学
  • スポーツ戦術論
  • 個人型スポーツコーチング論
  • チーム型スポーツコーチング論
  • 対人型スポーツコーチング論
  • スポーツ心理学特論
  • トレーニング学特論
  • 競技者体力学特論
  • スポーツバイオメカニクス特論
  • スポーツ生理学特論
  • スポーツ栄養学特論
  • スポーツ医学特論
  • スポーツ社会学特論
  • スポーツマネジメント特論
  • コーチング学演習Ⅱ
  • コーチング実践演習(プラクティカム)
  • コーチのための英語コミュニケーション
研究指導科目
  • 研究指導Ⅰ・Ⅱ
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カリキュラム 博士後期課程(博士)

共通科目
  • 体育科学論演習Ⅰ・Ⅱ
基礎科目
  • コーチング研究法Ⅰ(複合・教授学系)
基礎科目
  • コーチング研究法Ⅱ(スポーツ哲学系)
  • コーチング研究法Ⅲ(歴史・人類学系)
  • コーチング研究法Ⅳ(心理学系)
  • コーチング研究法Ⅴ(社会学系)
  • コーチング研究法Ⅵ(栄養・生理学系)
  • コーチング研究法Ⅶ(バイオメカニクス系)
  • コーチング研究法Ⅷ(スポーツ医学系)
研究指導科目
  • 特別研究指導Ⅰ~Ⅱ
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