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児童スポーツ教育学部

乳幼児期から児童生徒の保育・教育にかかわり、
子どもの健康と安心、豊かな社会づくりに貢献する。

目指す人物像

子どもと触れ合って遊び、学ぶことができ、体育やスポーツ、運動遊び、健康について実践的指導力を発揮できる人材を育成します。
乳幼児・児童生徒の発達や教育・保育についての基礎理論、幼稚園・保育所の全領域と小学校全科および教科外教育、中学校体育についての幅広い教養、体育学(スポーツ・健康科学)についての高い専門性を身に付けます。

習得すべきスキル

学びの流れ(カリキュラムの構造)

学部長メッセージ

「児童スポーツ教育学」とは、体育学(スポーツ科学)と教育学・保育学の中でも乳幼児期・児童期の発達段階に焦点をあてた児童教育学を緊密に融合させた学問領域です。児童スポーツ教育学部では、子どもたちの心身の発達段階に応じた教育・指導法や運動遊び、体つくりについて学び、幅広い教養と専門的なスキルを習得します。さらに、教育・保育現場での実習を通して、実践力やコミュニケーション能力を高めることによって、次代を担う子どもたちの健康で豊かな社会を創造するために貢献し得る人材の育成を目指しています。

児童スポーツ教育学部長 須永 美歌子
須永

児童スポーツ教育学部が定める3つの方針

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)

児童スポーツ教育学部の特長

子どもたちの成長と健康に寄り添う力を育む4つのポイント。

POINT.1 日体大だからこそ学べる子どもと運動のよりよい関係

「児童スポーツ教育学」とは、「体育学(スポーツ科学)」と「教育学・保育学」の中でも乳幼児期・児童期の発達段階に焦点をあてた「児童教育学」とを緊密に融合させた学問領域です。最新のスポーツ科学に基づき、乳幼児・児童と運動の望ましい関係に加え、中学校での豊かなスポーツライフの形成やそれらの指導法について、第一線で活躍するエキスパートから学ぶことができます。

POINT.2 乳幼児・児童生徒の心身の成長をサポートする指導力を習得

運動に期待できるのは、体力・運動能力の向上だけではありません。乳幼児・児童生徒の意欲的な心やコミュニケーション能力の育成、運動制御機能の発達といった面も重要視した独自のプログラムを用意。乳幼児・児童生徒の健康と成長に寄り添い、見守ることができる指導者を養成します。
POINT.2 乳幼児・児童の心身の成長をサポートする指導力を習得

POINT.3 現場への理解を深め即戦力となれる人材育を目指す教育・保育実習

児童スポーツ教育コース

小学校現場で、大学で学んだ教科・教職に関する知識・理論を生かし、教育実践を通して学びます。具体的には、各教科・領域に関する指導、児童の社会的資質や行動力を高めるための生活指導、 児童相互・児童と教師のよい人間関係を築き、教育活動の基盤となる学級経営、学校行事の指導などついて体験します。また、学校組織や学校運営、学校と地域社会との関わりなどについても学びます。これらの体験や学びは、教師の役割を深く知り、教師を目指す上での自己の資質や課題について考える貴重な機会となります。
※児童スポーツ教育コースでは、教員免許取得希望者の教育実習はすべて小学校で行います。
児童スポーツ教育コース

幼児教育保育コース

保育士資格と幼稚園教諭一種免許状を無理なく取得できるように、段階的に実習を設定しています。2年生前学期に、保育所や幼稚園で子どもと関わり、保育の実際を知るための「保育現場論」を設けており、その経験を2年生後学期から始まる実習に活かせるようにしています。保育士資格取得のための実習は、保育所での実習(2年生2月)から始まり、児童養護施設等での施設実習(3 年生8 月)、最後に保育所もしくは施設での実習(3年生11月)の計3 回実施されます。そして、幼稚園教諭一種免許状を取得するための実習は、4年生5月に幼稚園等で行われます。このように、大学と保育現場を行き来することで、保育への理解をより深めることができます。
幼児教育保育コース

POINT.4 児童スポーツのプロフェッショナルを養成するカリキュラム

人間の身体運動について最新の情報が集まる日体大ならではの充実のカリキュラムを実現しています。

▼さまざまな実技科目から選択可能
アダプテッドスポーツ実技/器械運動/サッカー/新体操/ソフトボール/卓球/トランポリン/バスケットボール/バドミントン/陸上競技/レクリエーション ほか
POINT.4 児童スポーツのプロフェッショナルを養成するカリキュラム

実践力を養う多彩な実習

児童スポーツ教育学部では、「キャンプ実習」「海浜実習」「スキー実習」「スケート実習」のいずれかを選択して履修します。野外での魅力あるプログラムを体験することで、自然を感じ、自然を知り、自然を楽しむという、大学内での学びに留まらない豊かな経験をすることができます。
キャンプ実習キャンプ実習
海浜実習海浜実習
スキー実習スキー実習
スケート実習スケート実習

一般企業などを含む就職先

※2021年度卒業生データ ※教員に幼稚園教諭含む
児スポ_就職

授業Pick up

日体大の歴史(日体伝統実習を含む)

日体大の歴史(日体伝統実習を含む)歴史を振り返りながら本学で学ぶ自覚と誇りを培う
日体大の歴史を紐解くことは、近代日本の体育・スポーツの歴史を語ることに通じます。この授業では、本学が果たしてきた社会的使命を再確認し、未来を見据え、日体大生としてのアイデンティティを醸成します。

児童スポーツ教育演習A・B

児スポ_演習A・B具体的な研究手法を学び卒業論文作成の基礎を固める
1年次の基礎ゼミナールA・Bで学んだことをベースに、実験研究、質問紙研究、調査研究、インタビュー研究など、さまざまな研究手法の基礎・応用・実践を学修。学術論文の読み方についても学び、自らの研究スタイルの確立と卒業論文作成に必要なスキルを習得します。

発育発達論

児スポ_発育発達論発育発達に関わる身体の変化を形態面、機能面から考察する
本講義では、個体の発生から発育発達に関わる身体の変化を理解することを目的とします。授業では、身体の変化を形態面と機能面の2つに分け、具体的なデータを示しながら展開。専用の「講義ノート」に各自で講義内容等をまとめ、理解を深めていきます。
児童スポーツ教育学部カリキュラム