授業科目名
スポーツ社会学 【世田谷】【3年】
英文名
Sociology of Sport
科目設置学部
体育学部4学科共通科目 
 開講学年
3
  単位
2
担当教員 【研究室】
依田 充代、【スポーツ社会学研究室】
連絡先
03-5706-0944 
授業科目の概要・到達目標
 近代スポーツはこれまで政治・経済、社会情勢に伴い変化してきた。近代スポーツの歴史を読み解いていくと、現在でも問題となっている「スポーツと暴力」「スポーツと政治」「スポーツと経済・コマーシャリズム」「スポーツと薬物」などの原因となってきたものを見出すことができる。また、そこからそれぞれの現状と今後の課題を検討することができる。近代スポーツは決して華やかな表舞台だけではなく、その裏にはさまざまな問題を抱えてここまで成長・発展してきた。本講義では、以下の授業の内容から、21世紀のスポーツの問題点について検討し、現代社会におけるスポーツの社会的機能・役割等について考えていくための基礎的な物の見方、考え方を育てることをねらいとする。そのため、到達目標としては、毎回のテーマにそって歴史軸をとりながら、自らそのことについて説明することができることとする。 
授業方法
講義 
  単独
◯ 
  複数
 
 オムニバス
 
授業方法の補足
授業は「スポーツ社会学」の教科書を使用して講義形式で行う。
理解を深めるために、パワーポイントやDVDなどの視聴覚教材を用いる。 
身につく能力【能力が特に身につく「◎」・能力が身につく「〇」】
コミュニケーション能力
問題解決力
組織的行動能力
自己実現力
知識獲得力
実技能力
英会話能力
  ◎    ◯  ◎     
授業の展開計画
担当教員
1回目
オリエンテーション/スポーツ社会学を学ぶ意義/スポーツ規範   
2回目
スポーツと暴力   
3回目
日本の歴史と体育・スポーツ(日本的スポーツ集団の成立過程)   
4回目
国際比較とスポーツ(ヨーロッパのスポーツ)   
5回目
スポーツと地域社会(日本のスポーツ政策)   
6回目
災害とスポーツ(地域スポーツの実際)   
7回目
スポーツとドーピング(アンチ・ドーピング、スポーツのリスクマネジメント)   
8回目
スポーツと経済/スポーツとマスメディア   
9回目
オリンピックとスポーツ   
10回目
障がいとスポーツ   
11回目
権利としてのスポーツ   
12回目
振り返り1   
13回目
振り返り2   
14回目
まとめ   
15回目
振り返り3   
成績の評価方法・基準内容
 上記の授業内容の理解を目的として、試験によって評価を行う。出席は大学で定められた規定の通り、全授業日数の3分の2以上の出席を前提とする。 
準備学習(予習・復習の内容)
予習:各講のテーマに沿った教科書内容の穴埋め問題
復習:学習した内容の理解を図るためのレポート 
受講生に対するメッセージ
 スポーツ社会学はこれまで学習してきたスポーツの基礎理論を応用学問である。歴史軸を取りながら、スポーツと社会の関係について理解を深め、自らが体育・スポーツの専門家としてそのテーマについて説明ができるようになることを目標とする。そのため、授業では出席をとり、遅刻・居眠りを厳禁とする。教科書を用いて進めるので、各自が準備してくること。教職必修科目であるため、教員免許取得を希望する学生は必ず履修すること。 
教科書・テキスト・参考文献
区分
教科書 
書名
スポーツ社会学〜過去から学ぶスポーツの未来〜 
ISBN
 
著者名
依田充代 
出版社
共栄出版 
出版年
2004年 
備考
 
区分
参考書 
書名
今日からはじめるスポーツ社会学 
ISBN
 
著者名
森川貞夫・依田充代 
出版社
共栄出版 
出版年
2001年 
備考
 
区分
 
書名
 
ISBN
 
著者名
 
出版社
 
出版年
 
備考
 
区分
 
書名
 
ISBN
 
著者名
 
出版社
 
出版年
 
備考