教員紹介|日本体育大学/日本体育大学女子短期大学部

岡本 孝信 教授

氏名 | 岡本 孝信 |
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職名 | 教授 |
所属学科 | 学部:体育学部健康学科 大学院:健康科学・スポーツ医科学系 |
研究室番号 | 世田谷:1511 |
Tel | 03-5706-0966 |
tokamoto@nittai.ac.jp |

主な研究内容
筋力トレーニングが動脈伸展性に及ぼす影響
筋力トレーニングは競技力向上や介護予防の運動として重要です。近年では高強度の筋力トレーニングは動脈伸展性を損なうことが知られており、動脈伸展性を維持・向上するための筋力トレーニング法について検討しています。
伸張性サイクリング運動が動脈伸展性に及ぼす影響
伸張性サイクリング運動は短縮性(一般的な)サイクリング運動と比べて効率が良く、筋肥大を引き起こす運動として注目されています。伸張性サイクリング運動が循環系に及ぼす影響に関しては未だ不明な点が多く、動脈伸展性を中心に検討しています。
カカオ摂取が動脈伸展性に及ぼす影響
カカオポリフェノールは血管内皮機能を向上させることが知られています。近年では脂質代謝を促進する効果も知られており、運動との組み合わせや摂取のタイミングと動脈伸展性および脂質代謝について検討しています。
身体および血管の伸展性を用いた新たなコンディション指標の確立
コンディション(調子)は日々刻々と変化します。筋スティフネス(硬度)はコンディションの指標になる可能性が示唆されており、コンディションを評価する新たな方法として動脈スティフネスの有用性について検討しています。
柔軟性遺伝子と動脈伸展性の関係
身体や血管の柔軟性は加齢とともに低下します。遺伝子は加齢にともなう体力の低下を抑制することが知られており、柔軟性に及ぼす影響をⅤ型コラーゲン遺伝子とエラスチン遺伝子に着目して検討しています。
経歴
2006年3月 | 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了【博士(人間科学)取得】 |
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2011年4月 | 日本体育大学体育学部健康学科 【運動生理学研究室】 准教授就任 |
2013年4月 | 日本体育大学体育学部健康学科 【運動生理学研究室】 教授就任 |